戸建でもない限りなかなかピアノって弾く機会が持てませんよね。

でも総合大学に通っていればチャンスがあるかもしれません。私の通うエディンバラ大学には音楽部があって、そこがピアノ練習室を他の学部の生徒にも開放しています。

エディンバラ大学に今年いる方にはもう遅い情報なんですが、来年いらっしゃる方でこっちでも楽器やピアノを練習したいという方、エディンバラ大学では毎年先着100人の学生にスクールオブミュージック(音楽部)の音楽練習室のメンバーシップを販売しています。
去年まで£30でしたが今年からは£40です。調律とかもっとやるから!って事務のお姉さんは言ってました。でも£40でもめちゃめちゃ安い!!一年間それで弾き放題ですからね。

練習室はスクールオブミュージックのあるNicholason square のAlison houseの地下に17室あります。全部屋にピアノがあって、アップライト30%グランドピアノが70%くらいでしょうか。二台以上ある部屋もあるし、ブランドも部屋ごとに色々あって弾き比べも楽しいです。

私はそこがちょうど大学の授業でも使う場所なので、ホントにラッキーでした。授業帰りにちょっと弾きに行ったりできる。

詳しくはエディンバラ大学の公式ページ内練習室情報のページを参考にしてください。

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こちらがメンバーカード。

メンバーシップカードの販売はウェルカムウィークの初日から始まります。アリソンハウスの事務室をノックして申込書を渡して現金で£40を払えばもらえます。アリソンハウスへ入るには、入校許可付きの学生証がいるんですが、そうでなくても出入りの多い建物なので別にちょっと待ってればすぐ入れます。クラブとかも使われててそんな感じで皆入ってるみたいです。やばい人さえ来なければってことでしょうか。
メンバーシップは限定100人ですが、私は三日目に行ったところ既に91人目でした!危ない。ピアノなんかはなかなかこういうのでないと練習できないので確実にほしい人は初日に行くべきですね。
申し込みに行くとその場で受理して、学生証で部屋に入れるようにしてもらえるので、その変更が適用されるまでちょっと待てばすぐに使い始められます。

 

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こちらがおいてあるピアノ。どれも使い古されてるので鍵盤がはがれてたり色々ですが…。YAMAHAも沢山あります。でも練習室で知り合った人言うにはヤマハは音が大きいから練習するにはね~って言ってました。確かに音楽科の人たちが普通に練習してるので、趣味レベルの私には聞こえてると思うと恥ずかしい!素晴らしい演奏が聞こえてくるのはいいですけどね。

しかもこんなに沢山のピアノ、色んな国の色んなブランドのピアノを自由に弾けるってホントに大学ならではだと思います。比べてみるとそれぞれ音も感触も全然違うんですよね。感動。私はドイツのピアノが気に入っててよく使ってます。実家にあったやつもドイツのだったから弾きやすいのかな?

しかしこんな素晴らしい施設があることに気が付いて良かった!

日本で通っていた武蔵野美術大学は美術だけの学校だったので、美術に関する設備は素晴らしかったけど誰でも使えるピアノっていうのは知ってる限りなかったので大きい大がうに通うっていうことの喜びですね。まぁ大々的に知らされていたわけでもないのでたまたま見つけたんですけど。でも施設一覧とか見ると色々他にもあるかもしれません。大学のジムとかも学生は安く使えるみたいです。

とにかく今はまたピアノが弾けるというのが幸せ! 嬉しくってカードをもらって以来毎日通っています。