イギリスの住民税、Council tax.
これがやっかい。
なぜなら個人ではなくフラットごとに請求されるから。
そして何がやっかいってその免除の制度です。

なぜなのか。

①全員学生= 100%割引
②学生が1人+社会人1 = 25%割引(!)
③社会人2人以上 =割引なし。(学生の人数に関わらず)
④一人暮らし = 25%割引

私は8月で授業が終わったので、もう社会的には学生じゃない。卒業式は11月でビザは1月までだけど、その間はもう学割はありません。
なのでうちは ②のケースです。最悪です。
なぜ50%ではなく25%割引なのか。私は2人暮らしなら誰と住んでも50%払うとして、残りの25%をどうするのかが問題です。うちは割引が25%、私が50%、フラットメイトが25%払うで同意しましたが、やっぱりその辺の話し合いかなりぎすぎすしました。だって向こうは私と住まなければ払わなくていいわけだからね。
税金はだいたい月£150くらいプラス水道代。だから私は£100くらい払ってます。
けど家賃もともと私が多めに払ってたからなんとか同意…。
毎月5日までに払う感じ。先払いもできるよ。

割引は申し込まなきゃいけませんが、大学に通っていれば大学がやってくれるはず。
毎年申し込みし直しで、手続きには時間がかかるので、年度の最初の数か月はフルで払わなきゃだめ。うちは今申し込み中です。あとで戻ってくるらしい。

たぶん半分ずつ払おうって人もいれば、うちみたいに50%25%とか、25%は一緒に住まなければ払わなくてよかったお金としてそれをさらに半分にするとか色々フラットごとに違うと思う。
でもこれでまとまらなければ学生と社会人は一緒に暮らさない方がいいね。
だからイギリスではフラットメイト募集で学生か社会人か指定されてることがよくある。
前は学生はうるさいから嫌なのかなとかお金ある人と住みたいのかなとか思ってたけど、やっぱこういうのがギスギスするからね。

ホントに金額の問題ではなくギスギスする。
こういういざこざを産むかもしれない制度がなぜあるのか。
お金以外の方法で国民の幸せを追及するってこういうところにあるんじゃないのか。
人間の幸せは相対的だから。平等を感じやすいようにするのが幸せを手助けじゃないのか。
なぜ一緒に住むと損する組み合わせがあるのか。
住みたい人と住めるのが一番じゃないか。
普通に個人に税金かければいいのに。

結構ぐぐると同じ問題が出てきます。
でもやっぱそこでうまくいかなかったら出てくのが一番だと思う。
その点イギリスはフラットの数は少ないけど引っ越しは気軽にできる。
フラットが基本家具付きだし、礼金とか不動産仲介料とかないし。

あとはもとからビル込のフラットに住む。
光熱費とか税金とか全部込の家賃が結構多いから、正直それが一番いい。
そしたら電気つけっぱなしで喧嘩になったり、税金の割合でギスギスしたりしない。
光熱費が確実にカバーできる値段を大家さんは取るだろうからその点少しは損するかもしれないけど、
人生における幸せっていうものを考えると、毎日家でリラックスできることが大切だと思う。

とお金と幸せについて学びました。