昨日はイギリスでの有給について書かせていただきましたが、今日はその他の労働環境について。

イギリスの労働環境は絶対日本より良いです。といっても日本で働いたことはないので、周りの人の様子を見たり、ニュースの話を聞いたりという程度ですが…。
まず残業というのがイギリスではほとんどしている人を見たことがありません。そのため、朝のラッシュと同じように帰宅ラッシュがあります。皆同じ時間に帰るので。
日本の友達は毎日10時まで仕事してて大変なんてことを言ってましたが…。イギリスではありえないです。

もちろんエディンバラでの、私のオフィスや友人の仕事での話なので、中にはロンドンでバリバリ残業している人もいるかもしれないし、近所のwebデザイン事務所は仕事が増えすぎて、人が足りないって言ってました。なのでそこは残業とかあるかも…。

でもIT企業ってやっぱものを作る業種なので日本では残業あたりまえブラックになりがちですよね。
うちは勤務時間が7.5時間、チームによって出勤時間は違いますが、うちは9:00-18:30の間で7.5時間働けばどの時間でも良いといういわゆるフレックス制です。
なのでなるべく早く行って、早く帰りたいので、9時行って17時に出るのが理想ですが、つい朝はのんびりしちゃって10:30になっちゃうときもありますね。
でもフレックス制ってすごいいいです。ちょっと朝銀行とかに用事がある時とか10:30からなら行けたりするし、それに何よりちょっと遅くなってもストレスにならないのがいいです、バスに向かって走るとかない。
フレックス制は日本でも広まってますね。特にITとかクリエイティブ系で。でもそれによって退社時刻も曖昧に…。
ちなみに私の会社はごく普通の中小企業で、社員数は50人くらいですが、超ホワイトだと思います。
タイムカードもないし、7.5時間って言ってるけど皆だいたいです。昼休憩30分取れとか決まってるわけでもないので、作業しながら食べてそのまま7.5時間で帰る人もいるし、外に食べに行ってのんびり休憩する人もいるし、しかも絶対7.5時間も働いてないだろって人も時々います…。
まぁ日本でも大手ITの友達とかは結構緩いですね。今日2-3時間しか会社行ってなくない!?って人とか、午後から出社してる人とかね…。うちはそこまでは緩くないけど…。
でも上司が帰る時定時前だったんですけど皆に「今日は皆もう帰りな」って声かけてくれたり、クリスマス前の最後の出勤日は15:30でオフィス閉めたり、ホント勤務時間でいうと超ゆとりある労働環境です。

さらに色々便利な制度も多いです。
有給については前回の記事で書きましたが、それと別に、埋め合わせ制度っていうのがあって、この日早く帰りたいとか、遅く来たいって日があれば有給とは別で、他の日に多く働けばオッケーっていう制度です。基本的には先に多く働かなきゃダメみたいですけど、結構子供の送り迎えでとか、病院とか、飛行機乗るためとかの理由で、前の週に毎日1時間多く働いて…。とかやってる人を見ます。

しかし大手ITとかで働いてる友達を見ると…会社に無料の食堂とか、キッチンが超充実してたり、社員のモチベーションを保つため様々なことをしてますが…。
うちは…。たまにピザとか取ってくれます(笑  いつもだいたい金曜の午後に、ピザとかドーナッツとか事務の人が買ってきてくれて皆休憩しつつ食べる。まぁささいな楽しみです。
あとはおいしいコーヒーマシンいっぱいありますね。今までコーヒーがこんなに美味しいって知らなかった。
まぁでもやっぱ中小なので、金はかかってないですよ。オフィスもボロボロとまではいかないけど、前に日雇いのバイトした時に色んな大手企業のオフィスに行きましたが、それとはやっぱくらべものにならないです。ちょっとした仕事で行っても出てくるお弁当とかやたら豪華だったし…。あとなんかマスコットキャラクターのぬいぐるみくれたり、ロゴ入りの腕時計もらったこともあった…笑

まぁそこはしょせん東京やロンドンに比べれば田舎のエディンバラの企業ですし、それでもアットホームで楽しい職場です。
私個人の仕事でいえば、うちのメインプロダクトの日本語版を私一人で担当しているので、チームメイトも基本いなくて、責任はあるけど超ストレスフリーです。
あとホントイギリスは合理主義というか、必要ない仕事とか全然ないなって思います。
変なレポートとか書類とかない。三か月に一度成果をまとめて提出っていうのがあるけどそれだけです。それで昇給が決まるので。それも具体的な書き方とかもないのでだいたいです。私はあとで面倒なのでその日何したって毎日一行だけ書いてます。それをそのまま提出。
というか人数も少ないし、営業の人は成績がはっきりしてるだろうし、私なんか基本一人なのでやったこともはっきりしてる。

ともかく、やはりこの残業一切ナシを実現してるのは、徹底したムダのなさだと思います。
まぁこれがそもそも当たり前だと思うんですけど、
会議とか朝礼とかほぼないです。
会議は場合によって必要でしょうけど、とにかく皆もくもく作業しさっさと帰る。
余計な資料とか作らないし、余計な決まりもない。
契約の時ももシンプルな紙一枚で、社長と15秒話して終わりましたし、ホント挨拶以外誰とも一言も話さず帰る日が沢山あります。べつにスパルタなわけでもないですけど。

でも別に冷たい雰囲気なわけじゃないですよ!

あとはあんま社員旅行とかの話は聞きませんけど、クリスマスにはクリスマスパーティーがありました。ロンドン支社の人とかも来て、コース料理でした。
カラオケに参加するとAmazonのギフト券がもらえるので、私はカントリーロード歌いました。
営業チームの人たちはノリがすごかった。私の所属する開発チームは…全員寡黙なのでパーティーでもそんな感じでした笑

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手前の金色のはクリスマスクラッカー。
中に変なおもちゃと頭に被る王冠とかが入っている…。
なぜかイギリス人はこれが好き。

そんな感じで会社もわりと景気がいいみたいですし、楽しく仕事しています。
チームの同僚は中国人で、ボスはロシア人、 他にも色んな国の人がいる超インターナショナルな会社です。ビザのスポンサーにまでなってくれて、ホント会社には感謝してます。
日本の会社で正社員として働いたことがないので、比べるのも難しいのですが、同窓会で大学のゼミの皆10人くらいで集まった時に3人くらいは飲み会のあと会社に戻る、うち1人は徹夜予定なんて言ってたのでこっちではたぶんありない話です…。普通に6時待ち合わせで皆集まるし…。
日本では今労働環境の改善が騒がれていますが、ホントにイギリスで働いていて、国の経済を支えるのに長時間働く必要は果たしてあるのかと疑問に思います。
確かに労働時間が短い分、手続きや郵便なんかに時間がかかったりします。でもいいじゃないですか、待てることは待てばよい。 それで充実した生活を送れるなら。
早く8時間労働が日本でも当たり前になり、あるいはそれより短い働き方も広まればよいのに、と思います。ホントにこれに慣れると日本の友達の話を聞いた時にびっくりします。
もちろんイギリスと変わらない状況の人もいるでしょう、でもほとんど外資系の友達ですね。父も外資系ですが毎日6時には家にいますね。
でも少なくとも、労働環境改善に関して、話題にあがり、変えていこうと国全体が動き始めたところですし、期待です。
ともかく、イギリスの労働環境は周りを見る限り超ホワイトです。無理なく毎日を楽しく過ごせています。日本もそうなりますように…!!