海外に移住してから三年になりますが、やはり家電製品は日本のものが一番です。買い物するにも日本のような大きな家電量販店は海外にはありません。そもそも家電メーカーも日本に比べると少ないですし、日本の家電メーカーの商品も手に入るものは海外に輸出している一部の家電メーカーのみになります。家電製品好きとしては日本は家電天国なので、海外移住するならば持ち物のしっかりとした検討が必要です。

海外に引っ越す場合、どの家電製品を持っていくか選ぶのは重要です。やはり日本製の家電製品は性能がいいですし、海外で買おうとすると輸入品になるので値段も高くなってしまいます。

また現地で買おうとしても家電製品の場合日本語に対応してなかったり、仕様が違ったりする可能性があります。ですので、ベストなのは出発前にきちんと持っていく家電製品は調査して厳選することです。

というわけで、今回の記事では私が実際に海外に持ってきて良かった家電製品について解説したいと思います。家電製品は多いので分けて詳しく解説します。

 

1、コンセント変換器

家電製品を持っていく場合、国によってコンセントの形が違ったり、電圧が違ったりします。持っている家電製品が使えるのかどうかのチェックが必要です。携帯やパソコンなどはたいていグローバル仕様になっているのでそのまま使えます。旅行するのが好きなひとは、グローバス仕様のコンセント変換器が便利です。こういう変形してどの形のプラグにも対応できるタイプのものです。

 

2、ノートパソコン

ノートパソコンは海外でも買えますが、その場合言語に注意が必要です。例えばWindowsの場合デフォルトの表示言語はひとつしかないので、日本語で使いたい場合は日本で日本語版のWindowsが入ったパソコンを買わなくてはいけません。

またキーボードの仕様も問題です。日本語で打つ機会が多い場合、海外でパソコンやキーボードを買うと、キーの印字配列が違うので、記号などが打ちにくくなります。プログラミングなどをする方には致命的です。英語で打つのに慣れる覚悟がある人はいいんですが…。

ちなみにおすすめなのは、日本で買ったノートパソコンを持って行き、あとから必要であれば表示を英語に変える、です。

海外生活をしていると、たびたび表記が日本語で困る場面があります。友達に何か教えてもらう時、パソコンを貸す時などです。

しかしWindowsでもフリーソフトで表記の言語変更は可能です。動作の保障はされませんが、私はVaioのノートで英語に変更して使っていますが問題ありません。

他にもキーボードの上から印字を変えるためのシートなども売っているのでそれを使う手もあります。

ちなみに私は日本語用キーボードとUK配列のキーボードと両方持っています。

 

3、携帯電話

携帯電話は、お気に入りのスマートフォンなどにこだわらない場合、現地でも安く買えることがあります。電話とテキストさえできればよいということはそれを買ってもいいでしょう。あとスマートフォンの場合、SIMフリーの端末でないと海外の通信会社のSIMカードが使えません。自分の端末がSIMフリーか確認しましょう。ロックされている端末の場合は解除するか、SIMフリーの端末を買うしかありません。

 

4、Kindle

先日別の記事で書きましたが、Kindleは超おすすめです。海外移住で沢山本を持っていくのは現実的でないので、紙の本が好きな人でも、海外移住や留学の場合には日本の本を読みたいならKindleなどの電子書籍リーダーを持っていくのが一番です。かさばらないだけでなく、現地で新たに日本の本を読みたくなってもすぐに購入できます。

 

海外で日本の本を読むにはKindle(キンドル)Paperwhite。愛用歴2年の感想。紙の本とどう違うのか。

 

5、炊飯器

炊飯器はいりません。今はお米も人気ですし、中国人がたくさんいるので炊飯器は売っています。しかしそれでも日本の製品でおいしくお米が炊きたい人は家電製品ではありませんが、炊飯鍋を使う手があります。私はティファールの炊飯鍋を使っていて、意外と軽いので日本から持っていくのにも不便しませんでした。

ちなみに、この炊飯鍋はIH対応なのですが、海外に移住する場合は絶対IH対応の鍋を買ったほうがいいです。海外では日本以上にガスより電気コンロが増えています。その場合IHに対応した商品でないと使えない場合があります。また自動食器洗い機も最近増えているので、食洗機に対応したものにするのもいいと思います。私が使ってるティファールのやつはちょっと高いですけど、IH・食洗機両方に対応しています。ちなみに海外のお米でもおいしく炊けました。

 

6、カメラ

カメラは有名なのはだいたい日本製なので、海外で買うと高いです。海外から日本に来た旅行者がカメラを沢山買っていくくらいなので、これは日本から持って行った方がよいです。海外にいると旅行する機会も増えると思うので、せっかくなら人生の大切な思い出を記録するいいカメラを持っておきたいですね。ただし、海外は日本より治安が悪いので、あまりに高そうな一眼レフとかは色々リスクがあるかもしません。

 

7、電動歯ブラシ

私が持ってきて良かったなと思う家電製品でもひとつが電動歯ブラシです。海外でも色々売っているんですが、なんかブラシがやたらでかかったり、めちゃめちゃ安くてこんなのでホントに磨けるのか?って疑問に思うものばかりです。

私は母にプレゼントしてもらったPanasonicの電動歯ブラシを愛用しているんですが、これはホントに使えます。これを使い始めてから三年間一度も虫歯になっていないんですが、それはたぶんこれがよく歯を磨けるというのはもちろん、手で磨くより楽なので、磨くのが面倒にならないため、磨く回数が長さが増えているということだと思います。おすすめです。

あともし電動歯ブラシを買っていく場合は、替えのブラシも買うといいです。目安は三ヶ月に一度変える、らしいので。

 

以上、海外に引っ越す時に私が持ってきた良かった家電製品でした。ホントに家電製品だけは日本に勝てる国はないと思います。外国人も日本に来ては家電製品を山ほど買っていきますからね。海外の家電製品屋でも日本製は高級品・ハイグレード品って感じです。ホント日本では家電量販店がどこにでもあって、あんなに簡単に家電製品買えるのに…。秋葉原が恋しいです。