家を買ってから細かい気になるところをちょこちょこ改装しています。なのでしばらくは家関連のブログが多くなりそうです。
引っ越してまずこれはすぐに改装しなければと思ったのが洗面台。
イギリスの古い洗面台によくあるんですが、水道の蛇口が水とお湯が別々で、かつ洗面台のめちゃめちゃ端にある!
こういう感じです。
これは昔今ほど水の浄水がきちんとできていなかった頃、お湯の出る方はボイラーに繋がっていて、そこに貯められているお湯が雑菌などが繁殖している可能性があり、冷たい方とつなげるとそっちが汚染される可能性があったから。なので冷たい方の管は飲める水として混ざらないようにしてたんだそうです。
なのでこれは栓をして水を溜めて使うことが前提です。そのため栓も端っこにあります。
水道の下に手を入れて直接洗うわけじゃないんですね。
実際そうやって使っている人も多いみたいです。
キッチンでもイギリス人はよく水をためてお皿を洗いますね。きちんとすすがなくていいの…?と日本人の私はちょっと不思議ですが…。
でも今は浄水設備もよくなったので、モダンな家は日本と同じくお湯と水が一つになっていて温度が調整できます。
洗面台のデザインや表面のダメージからもこれはかなり古いというのが分かります。
家の前のオーナーは14年前から住んでいたそうなのでその頃から、もしかしたらさらに前から変えてなかったのかもしれません。
壊れているわけではないので変えてしまうというのももったいない気がしますが…。
でもやっぱり私は毎回洗面台に溜めて使うって衛生的じゃないと思うし、手を洗う度に毎回洗面台を洗うというのも無理だし、
温かいお湯で手を洗いたいので引っ越したタイミングで工事をしちゃおうと決めました。
しかし工事もすぐにできるわけではないのでとにかくそれまではこの洗面台で手を洗ったり歯を磨いたりするしかない…。
そこでこんなものをみつけたので買いました。
Amazonで売っていました。
https://www.amazon.co.uk/gp/product/B08T78LKDY/
子供用の手洗い補助グッズとして売っていました…。
とりあえずこれで水が中央寄りに流れるので手を洗えます。
かっこ悪いし手を洗える隙間も小さいし、冷たい水でしか洗えないので超快適ってわけではありませんが…。とりあえずのしのぎで。
そしてそこから工事業者を探しました。
イギリスでは水道工事をする人はPlumber(プラマー)と呼びます。
イギリスのプラマーは大きな会社というより、自営業とか個人事業みたいな感じのところが多いです。
しかし個人と言っても怪しいところにはもちろん頼みたくありません。
なので私はこういう工事業者の口コミサイトを見て選びました。
https://www.trustatrader.com/
自分の住んでいる街のプラマーとか、他にも電気工事業者とかが色々探せます。
他にも似たような口コミサイトがいくつかあります。
工事を頼む時は3件は見積もりを頼んでみたほうがいいといいますので、とりあえずいくつか以来のメールをしてみました。
しかし、私が業者探しを始めた9月というのはイギリスで夏が終わりこれから寒くなってくるのでそろそろ冬の暖房の点検でもしようかなという時期で、
さらにコロナが拡がって皆家で過ごす時間が増えて家の工事の需要が上がり、
コロナの自主隔離などでどの業界も人手不足、さらにBrexitの影響で外国人労働者もイギリスを離れているので人手不足
色々あってとにかく今Plumber達は空前の忙しさ。
そうは聞いていたもののまぁそのうち見つかるだろう、と楽観的でいたのですが
10件くらいメールしてもどこも忙しいから今は無理、三ヶ月先まで予約でいっぱい、今年はもう仕事は受けてない、とかまだ返事が来ればいい方。
そんな中一件だけ、分かりました見積もりに行くので家へ行きますと連絡が!
もはやとんでもない価格でなければ高くてもいいから工事して下さい、という気持ちでした。
ところが頂いた見積もりが意外とリーズナブル。
超繁盛期だし、£500とか取られるかなーと思ってたんですが、£250でした。え、そんなもん?というのが私の感想です。(実際の工事では予期せぬ追加作業が入り+£50で£300でした)
それに洗面台本体や、蛇口などの費用が合わせて£300ほど。なので合計では£600ほどでした。
洗面台や蛇口は安いものもあるので、もっと安く工事も可能だと思います。
それに正直イギリスでは家を売る時に設備がモダンであるほど高く売れるので、今すぐ払うお金があるのなら、長期的に見れば損ではありません。
私はこの値段で即決しました。
しかしここから実際の工事までの待ち時間が大変でした。時系列がこうです。
まず問い合わせをしたのが9月19日
返信があったのが9月20日
見積もりのために家に来たのが9月29日
見積もりが届いたのが10月12日
実際の工事の予約が11月15日
これでも私は待つ時間が長いな〜早く工事してほしいなぁ〜と思っていました。
しかしこの時はまだ実際の工事が1月末になってしまうことは私も知りませんでした……。
11月15日の工事が決まった時点で、嬉しくてまず洗面台などを注文しました。
結構急な工事の日程だったので追加料金も払って速達で注文しました。
まぁ追加料金を払ったのは少し日数に余裕はあったものの一応と思って£30ほどしましたが払いました。
プラマーを予約するのは本当に大変だから、肝心の洗面台が届かなくて工事できない…なんてことは嫌だったので。
ところがです…。まず高い追加料金まで払って次の日に届くオーダーをしたのに届かない。
配達業者も空前の人手不足でどこも配達が遅れているのです。
まぁこんなこともあろうかと思って余裕を持って追加料金払ったんだから仕方ない…。
業者には問い合わせたところ追加料金の分は返金してくれました。
そして2,3日遅れてやっと届いた洗面台。これでぎりぎり工事の2日前だったので間に合うとホッとしていたところ。
…なんと届いた洗面台が割れていた!!!!
私のパートナーが宅配を受け取ったのですが、受け取った時点でがしゃがしゃ音がしていたので割れているに違いないと思い、宅配業者に一緒にあけるので確認してくれと呼び止めたところ逃げられた、もう開ける前から割れてるのは分かってた!とパートナーは立腹…。
正直めちゃめちゃショックでした…そんな…何かの間違いでは…と思いました…。
というか洗面台が写真のように直接包装もなしにただ入っている…そりゃ割れるだろ…と思いました。割れ物とは確かに書いてあったけど…。
いやまだ業者に連絡すれば優先で今度こそ速達で送ってくれるかもしれない。この速達は本来次の日に届くので。
業者に連絡したところすぐに代わりを送ります、と送ってくれました。
でも正直工事の日までに届くのかどうかは分からない。
万が一明日中に届かなければ、明日の夕方とか明後日の朝に近所のホームセンターで買うしかない。
最初からそうすればよかったかもしれないのですが、私達は車などないのでできれば宅配が良かったんです。
まぁこんなことがあったので次回からは自分で買いに行くかもしれませんが。
しかし前日夕方になっても届かない、あぁもうこれは明日の朝ホームセンターで急いで買ってくるしかない!!とドキドキしていたら、
なんと工事の業者の方から今日の工事が終わらなくて悪いけどあなたの工事は延期させて欲しいと連絡が。
本来なら悲しいけど私としてはたまたま都合がよかった…!
というわけで工事は一旦延期となり、後日洗面台も無事割れずに届き、準備は万端となりました。
こんな感じで何事もトラブル続き、遅れまくりがイギリスクオリティ…。
まぁ色々ぎりぎりに準備した私も悪いところがありました。皆さんも宅配は遅れるの前提に予定を組んで下さいね!
それで延期になったのが11月25日。そして24日にはバスルームも掃除してウキウキして待っていたらまたメールが…。
「ホントにごめん、また別の工事が遅れてて明日いけない。もし別の業者にもう変えるっていうならそれでいい、でもうちの工事を待ってくれるならこの次は絶対に延期しないって約束する」と…。
のーーーー!!!
いやでも水道が壊れてて困ってるとか言うわけじゃなしい、正直他には見積もりすらくれたところがないんだから…。待ちます、気にしないでと返信しました。
そして次にもらったアポイントメントが12月15日…。
今度こそまたバスルームも全部掃除して、バスルームの物もどかして…。
これで今度こそホントに工事してもらえると思うじゃないですか?
プラマーはその朝来てくれました。
しかしここで問題が発生しました。
家の中に水道を止める栓がない!
私は引っ越してきたばかりでまだわからないことが色々あるものの、私と、パートナーと、プラマーの3人で思い当たるところを探してみるものの水道の栓がない!?どうして!?
同じマンションのご近所さんに家の構造は同じだろうからどこに水道栓があるのか聞いてみても、キッチンにあるはずだよと言われてまた確認するけどやっぱりない。
プラマーによると、ごくまれに、水道栓が家の中になくて、屋根裏のタンクにあるという場合があると。
しかし屋根裏へ行くハッチが鍵がかかっている。鍵を誰が持っているのかも分からない。
プラマーは普通鍵なんてかけないんだけど、たまに市が管理してるってことがあるんだよね。
申し訳ないけど今日はもう別のところに行くから、次回までに鍵を手に入れて置いて。残念だけどまたね!
とプラマーはさっさと帰っていってしまった…。
もうホントにショックでした…しかもさらにショックなのが、プラマーの去った10分後くらいに鍵が見つかったこと。前のオーナーが残していったメモに鍵のありかが書いてありました。
というわけでその日はまた工事ができず、まぁ鍵も見つけられなかった私をプラマーが無駄足だって怒ったりアポイントメント料金を請求してきたりもしなかったので良かった。
こういう事情で結局本当に工事してもらえたのは1月24日となったわけです。
沢山のトラブルが続いたものの、4ヶ月以上待ってやっと新しい洗面台が設置できました!
(後ろのタイルはまだ貼ってないです)
温かいお湯で手を洗うことができた時の喜びはひとしおでした。日本だったらもっとあっさり工事できたでしょうか??
まぁ人生色々経験だなと思いました。
まだ家の中で工事したことは沢山あるのですが、こんな感じだったので既にかなり疲弊しています…。
でもイギリスでは予想外のことに負けず忍耐をもって生きることが大切です。
また私のイギリス生活スキルが一つ身についた気がします。
というわけでこれからも家の改装が進んだらその様子をご紹介したいと思います。
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