半年前に赤ちゃんが産まれて、今は新しい家族での生活を満喫しています!

出産はNHSスコットランドの病院で行いました。なのでその時の様子や経過を記録しておきたいと思います。

 

私は出産ギリギリまで仕事を続けることにしていました。在宅勤務でIT系の完全デスクワークだったので、体調の悪いときは休みながら、でも結局陣痛の始まる当日まで仕事を続けました。

陣痛が始まったのが予定日の次の日の金曜日の夜なので、その日の夕方までは働いていました。

 

一度目の診察

金曜午後9時

仕事を終えて、シャワー浴びてる時にお股にちょっと違和感。気づきませんでしたが、たぶんこの時もう破水していました。ちょっともしかしてとは思いましたが。
お風呂上がりにトイレに行くと、これがおしるしなのかな?というような薄い色の赤い血がペーパーについていました。

不安だったのでパートナーにも見せて、様子を見ていましたが、おしるしというとほんの少しの量だと思っていたのに、最初は薄い色の赤だった血がだんだん鮮血のような色でしかもかなりの量が出てきました。マタニティパッドを装着し始めましたが、「妊娠後期 出血」などで調べると胎盤早期剥離とか怖いことが沢山出てきました。まだこの時点では時々前駆陣痛のような張りはありましたが特に定期的な痛みは起きていませんでした。でもだんだん不安になってきました。

 

午後11時

数時間たっても出血が止まらず、継続して結構な量だったので不安になり病院のトリアージに電話しました。トリアージは産婦人科の連絡先です。

症状を説明するとおしるし(The show)だと思う、見た目は粘液(Mucases)のような感じかと聞かれましたが、いやサラサラの鮮血ですと伝えたところ、たぶん大丈夫だと思うけど一応来ますか?と言われて病院へ。Uberは呼んだらすぐに来てくれました一応バスタオルを持って敷いておきました。明らかに臨月の妊婦が病院に行くので出産間近とわかると思いますが断られることはなかったです。

病院ではまず血圧を図ったり、陣痛モニターをお腹につけて陣痛感覚をモニターしたりしました。ドクターが来るまでは一時間くらいかかったと思います。陣痛モニターを見ていると実はお腹の張りがすでに10分間隔になっていて、陣痛が始まっていたようです。でもこの時点ではまだ痛みはほとんどなくて、日頃あったような前駆陣痛みたいな感じでちょっとイテテくらいでした。

 

土曜午前1時

ようやくドクターが来て診察してもらいましたが、特に問題はない、見た感じおしるしだ、おしるしがすごい量の多い人もいると言われ家に帰されました。

えっ本当におしるしの血?と不安でしたがドクターが見たのだし…とりあえず家に帰りました。病院にそのまま入院してもいいけど、まだ時間かかるから家でゆっくり休んだ方がいいと思うよと言われて確かにと思い家で休むことにしました。もし出血が続いたり、ひどくなったりおかしいなと思ったら躊躇せずにまた来てねと言われました。またUberで家に帰りました。

うちは車もないし、夜中なのでバスもないし、Uberで何度も行き来するとすごいお金がかかるので、車があればなぁ〜とすごく思いました。

 

午前2時

家についた頃からだんだんと陣痛がはっきりわかるようになりました。陣痛が来ればはっきりわかると皆言っていたのが確かにこれは陣痛だ!と分かりました。はっきりとした痛みが1分くらい続いてはすっと引いていくを繰り返していました。事前に”Contractions”というアプリを入れていたので、測ってみるとこの時この時はまだ10分感覚でした。

このアプリ使いやすくて便利でしたが、陣痛が来ている最中にアプリを楽しんでますか?レビューしてね!みたいなメッセージが出てくるのがウケます。まぁ陣痛がある時にしか使われないから仕方ないだろうけど…笑

とりあえず眠たいので眠ってみることにしますが、陣痛が繰り返しくるので数分ずつしか眠れません…。だんだん朝にかけて6分感覚くらいまで短くなったり長くなったりなかなか安定しない感じでした。きっかり来る人は来るみたいですけど…。

 

午前12時

その間もずっと出血は続いていて、朝になってもかなりの量が続いていたのでやっぱりおかしいよなと思って再び病院に電話しました。数時間でマタニティパッド半分くらいの出血。でも陣痛はまだ5分間隔にもなってなかったので、きっとまた家にすぐ返されるだろうと思ってすぐに病院に行くことを優先したのですが、このまま産後まで数日戻ってこれなくなり、洗濯機には洗濯物が入ったまま、食べかけのラザニアがキッチンカウンターに乗ったままでした…。

後から思えばここから長くなるので15分くらいしっかり準備してから行けば良かったなと。特に腹ごしらえはしておくべきでした。まぁでもその時点では緊急度もわからなかったし、仕方ないですが。

入院前最後に食べたケーキ。

あ、一つだけそんなバタバタの中でもやったのは眉毛を書くことです!!彼にはそんなことしてる場合!?と言われましたが…。生まれた瞬間の写真とか撮るだろうから一生残る写真を少しでもマシな写真にしたかったので!!化粧は顔色とか分からなくなるから良くないと聞いたので、眉毛だけ書きました。

これがとても良かったです。私はまろ眉なので眉毛があるだけで顔のクオリティが全然違います。余裕がある方は病院の待合室でもなんでも眉毛書いておくと後で写真見返した時の喜びが違います笑 母にもあんた出産直後でも綺麗だね!って褒められました!

 

二度目の診察〜入院

午後2時

再びUberで病院へ到着。向かう間も度々陣痛が来て苦しみ、タクシーを降りて受付まで行く間も休み休み……。病院は混んでいるのでかなり待つと思いますと電話で言われたとおり、かなり待ちましたがしばらく経って検査を受けることができました。結局検査で既に破水していることが分かって、ドバッと一気に破水したわけじゃなくて、小さな穴が上の方に空いてチョロチョロと羊水が出てきている状態でした。なので私は破水とは分からなかったし、血と混じって出血量が多く見えていたようです。

結構周りの人にこれってまさか破水かな?とか相談してみたりもしていたんですが、出産経験者いわく破水なら絶対分かるから!って言われてそうだよなーなんて思ってましたが、私のようにチョロチョロ破水というのもあるみたいです。

この時のミッドワイフは初めて男性でした。陣痛が来て苦しむ度にYou are doing well loveとか言ってくるのがなんか笑えました…。さらにこの人陣痛が来ると、「痛い?それは良かった、あっ僕にとってって意味ね!」ってちょこちょこ笑わせられる…たぶん向こうは真面目なんだけどなんか大げさなのがおかしくて…!

検査の結果子宮口も3センチまで空いているのでそのまま促進剤を入れて出産を進めましょうと言われて入院が決まりました。この時点で出産希望について軽く聞かれたので、私は一番優先してほしいのは無痛分娩です!って訴えて、すぐに手配してくれました。少しして出産病棟に空きが出ました、移りますと言われてまた別のミッドワイフがやってきてその人の腕を掴みながらなんとか出産病棟に移りました

 

午後4時

別の階にある出産病棟は専用のトイレ・シャワー付き個室でとても綺麗で快適でした。ちょうど数日前に設備が入れ替わったばかりという話で、ベッドも新品のように綺麗でラッキーでした。ここから産むまで何も食べられないから何か食べておけと言われて慌てて持っていたチョコレートなど食べましたが食べ終わる暇もなくバースプランの確認。

さらにすぐに麻酔師が来て無痛分娩が開始しました。まだ子宮口は3センチしか開いてなかったけどもう破水して促進剤入れてるので陣痛感覚が6-10分を行き来してる時点で麻酔入れてもらえたのはラッキーでした。本来なら陣痛間隔が3分とかになるまで自宅待機なのでここからまだまだ麻酔無しで我慢しなきゃいけなかったはずなのに、早い段階で麻酔を入れてもらえました。それでもほんとにそこまでの陣痛だけで痛かったですが。麻酔のリスクなどを説明されて、効かない人もいますと言われて、頼む効いてくれーと祈りながら打ってもらい、するとそこから魔法のように痛みがなくなりました。

ここから後は促進剤が効いて子宮口が開くまでひたすらダラダラするだけです。痛みはなくてもお腹の張りと陣痛モニターで陣痛間隔は分かるのですが、なかなか短くなりません。でも全然痛くはないので30分に一回くらい体温や血圧などを測る以外は友達とメールしたり、ミッドワイフと談笑したり、疲れたら寝たり、本当に穏やかな時間でした。無痛分娩まじでおすすめです。

このあたりで破水しきってない分出しますねって言われて、鍵みたいなもので破って残りの羊水を出しました。ドバッと一気に大量の生暖かい水が出てきて、確かにこれは普通は破水って分かるなと思いました。

 

午後9時

ここでミッドワイフが交代です。次のミッドワイフは二人体制でした。一人は多分研修生みたいな感じで。うちの彼は椅子で寝始めていました。彼もあんまり寝てなかったですからね。

相変わらず陣痛感覚は短くならず子宮口もなかなか開かず、忍耐の時間。と言ってもただ待ってるだけなので眠い以外は特に辛くなかったです。

 

午後12時

子宮口が開かないのでホルモン剤で促進を開始。全く無痛なので眠れるものの、こまめに心拍確認や脚の麻痺がないかなどチェックするので熟睡はできない感じです。でも出産に向けて眠れるだけ眠って体力を温存するように言われたのでちょこちょこ眠ったり、相変わらず家族や友達と話したりしながら待ちました。

 

いざ出産

日曜午前6時

子宮口が10cmまでようやく開く。ドクターと確認を取り、オッケー出たので産みましょう!と言われる。こんなゆるーい感じで?無痛分娩だといきみたいとかもないので、よーしじゃあやるかーってのんびりした感じです。

ここまで完全に陣痛の痛みなしなので余裕かましてました。いきみ始めてくださいと言われてやってみるがいきみたいみたいな感覚もないのでよくわからない。声出してもっと気合い入れていきんで!う○ちする時みたいな感じで!とか言われて必死にいきむ!!

ここで、なんと無痛分娩の麻酔が効かなくなってきました。麻酔はボタンを押して自分で量を調節できるようになっていて、モバイルエピデュラル?とかいうらしくて、麻酔をあまり効かせずに脚などの感覚は残して産むまでの間歩いたりしたい人はできるっていうものらしいんですが、私は自分で麻酔を追加するっていうのがなんか怖くて、最小量と最大量は決まってるんですが、私はずっと最小量のままでした。しかも追加するとなんかすごいビーーって警報みたいのも鳴るし。

でも最後あんな痛い思いするなら産む前に最大まで追加すべきでした!友達はえーっ私なんか限界まで押しまくったよ!産まれる瞬間も分からなかったくらい!と言っていて衝撃でした。私はまじで痛かったので。しかもなんか産んでるその瞬間に麻酔追加していいのかとかよく分からなくて追加すれば良かっただけなのに…。頭が通るところでなんだこれ痛すぎ?!とパニックで叫びながらいきみ、ついになかなか頭が出ないので切りますと言われて会陰切開されました。

午前7:50

切開されると一気に頭が出て、いきむのやめて!と言われる。もう一度いきんで!と言われて体まで出る。胎盤もすぐに出る。朝7:50に息子誕生。痛いのが終わった喜びと息子を抱いた感動で号泣

うわっ人間だ!って感じでした、あと生まれた瞬間の顔は正直そんなに可愛くないw すごいむくんでるし。しかも生まれた瞬間って産声ておぎゃーおぎゃーみたいなイメージでしたが、うちの息子はなんか静かにもにゃもにゃ言ってるだけでした。でも破水が早かったからか、比較的むくみも少なくて、目も既に開いていました。生まれてすぐ目があって、まぁまだそんなに見えていないだろうけど…。不思議な感じ。

体重は3.5キロ超えで、私も彼も小柄なので大きめの赤ちゃんでした!その後ミッドワイフに促され初乳をあげました。生まれたばかりでも飲み方を分かっているのがすごいです。

というわけで破水から始まったこと以外は大きなトラブルもなく、無事に生まれました。この後の入院のこととか、他にも書きたいことがたくさんあるので、時間を見つけながら色々書いていきたいと思います。