人生の中で、勉強をしっかりしようと思って、大学に通う期間は、若いうちのとても大切な期間です。

その時に、地元をや国を離れて遠くへ向かうことは、勇気のいることだと思いますが、少しでも興味があるなら絶対に挑戦すべきです。特に日本人は留学すべき理由が沢山あります。

 

理由① 留学なら海外生活が誰でもできる

学生として、どうせ勉強するなら、海外に興味がある人は絶対に留学すべきです。なぜなら、学生という身分ほど、チャンスが与えられていて、選択肢があって、サポートもしてもらえる身分は他にないからです。

私はイギリスへ大学院留学をし、運良く現地で就職できました。しかし色んな人と話してみても、就職できた人はとても少なくて、ビザの問題であったり、語学や資格の問題であったりで海外生活をするための手段で、海外就職・海外転職というのはかなりハードルが高いです。

他にも海外の人と結婚してその人の国にに住むという方法も例えばありますが、相手が必要な方法ですし、相手に依存した形になるので簡単ではありません。

その点、留学は、お金を払っている立場なので、就職に比べれば、行く側の立場が圧倒的に強いです。また基本的に期間限定なので、受け入れる国や機関、そして行く側の私達も両方にとってリスクが低いので留学は他の海外移住の方法に比べて簡単です。

留学以外の方法で海外に長期滞在するのは本当に大変です。留学なら、場合によっては学費無料の学校であったり、学生に対する金銭的支援が手厚い国なども沢山ありますが、それ以外だととてもお金がかかります。例えばドイツなどは外国人でも学費が無料ですし、学生寮は破格の値段で、公共交通機関も基本無料で利用できます。

人生の中でここまでサポートをうけられることって他にあるでしょうか。絶対にこのチャンスを活かすべきです。

 

理由② 日本人は留学先に受け入れられやすい

日本人国籍を持っていれば、様々な面で留学先でも恩恵を受けられます。

まず、留学するための出願では、日本と海外の成績の基準が違うため、実は合格しやすいです。

海外の大学では普通日本のような試験で入学するのではなく、履歴書や今までの経歴、学校の成績などで入学許可が降りるか判断されます。

実は多くの国では、高校卒業の時点で大学に行けるかどうかという判断がされて、国によっては中学生レベルでそれが決まるので、大学受験資格があるというだけである程度優秀であると判断されます。

そのため、日本では高校を卒業していれば大学受験資格があり、例えば大学院留学は大学を卒業していれば出願できるため、すでにハードルをひとつ越えています。

また日本の大学の成績基準では、Aや優の成績が比較的取りやすいですが、ヨーロッパではAを取れるのはごく一部の限られた生徒だけで、日本よりも取るのがずっと難しいので、Aが沢山ついている日本人の成績表は実際よりかなりよく見えます。

それから、日本人の留学生は比較少ないので、学校の多様性を保つため、他のアジア人より留学先で受け入れられやすいです。学費の延滞問題なども起こす人が少ないですし、出願の時点で日本人はかなり有利です。

留学が決まったあとも、例えばイギリスだと渡英後に警察に身分の登録をしに行かなきゃいけないんですが、日本人はこれが免除されています。

ほかにも日本のパスポートなら主要な先進国はビザなしで旅行ができるので、留学中に近辺の国へ遊びに行くのもちょっと週末に弾丸旅行なんていうのも可能です。

せっかくここまで恵まれた環境があるので挑戦しない手はありません。

 

以上日本人は絶対に留学すべき理由でした。

最近留学したい日本人って減っているんですよね。私は留学して本当に良かったと思っているので、もっともっと沢山の人に留学をしてほしいです。これからも留学に関する情報を発信して、すこしでも興味のある人のお手伝いができればいいなと思います。