さて、前の記事ではイギリスでの就職活動について書きましたが、続きましてはビザの申請手続きについてです。

Tier2(労働ビザ)は政府の決めた人材不足職業一覧にある職業もしくは、イギリス人ではできない職業でないと申請できないので、職業の種類がビザの申請において大切になります。

今回私は弁護士の人にお願いしてビザの申請が通りやすい職業のタイトルなどを用意してもらいました。現在の学生ビザが2017年1月14日までで、申請さえしてしまえばビザが切れてもイギリス国内に滞在することはできるのですが、今回は同日審査という追加料金を払って頼むサービスで1月12日にグラスゴーへ行き、その場でビザを承認してもらいました。あとは学生ビザの時と同じようにBRPカードが到着するのを待つだけです。本人がサインしないと受け取れないらしいので会社に送ってもらいました。
そして、私のエンジニアという職業は政府のリストに載っていないのですが、ビザの申請にはJapanese linguistic Engineerということで日本人でないといけないということを強調して申請し、無事通りました。本来はリストにない職業の場合、労働市場テストという30日間求人を出して誰も応募してこなければビザを申請できるというテストを行わなければならないのですが、弁護士さんの働きにより?私しか絶対できないからテストは必要ないという申請をして通ったのでそのままビザが取れました。
こんなこともあるのでやはり可能であればプロに頼んだ方が良いですね。

 

ちなみにTier2の申請ページは今リニューアル中みたいで、まだベータ版でしたが、Tier4の申請の時よりずっと分かりやすく簡潔になってました。質問の数とか書類も少なかったような?
Tier4と同じく今までの渡航履歴とか提出しなくちゃいけないのかなと思って必死に旅行の履歴とか漁ってましたがいりませんでした…。というかこういうことがあるから海外生活を検討される方はマメに旅行の記録を付けておくべきですね。

 

ビザの申請に必要だった書類は、
・申請フォーム(オンラインで入力して印刷する)
・銀行の預金証明書(£945以上が90日間連続で口座にあること)
・パスポート用写真二枚
・パスポート
・BRPカード
・卒業証明書(卒業式でもらったやつ)
です。

 

この銀行預金証明書がいつも大変なんですが、なんせ学生だったので、全く貯金がなく、
お恥ずかしながらこのバイトを始めるまで£945も持っていなかったので、最初のお給料が入ってから貯金を始めて、£945超えたのが9/30でした。つまり 12月末までどちらにしろ申請ができなかったというわけで、日本の銀行に一応英語の書類送ってもらったりそれが届かなかったり色々ありましたが結局申請が一月になったので、こっちで口座を開いたBank of Scotlandで証明書を発行してもらいました。
証明書の準備は行けばどの支店でもすぐ印刷してもらえて、ビザの申請用だというとはんこも押してくれるので簡単でした。
オンライン申請の際に優先権を申し込み、優先権だと郵送ではなく直接持っていてその場で審査してもらえるので、急いでる場合は追加料金払ってそうしましょう。
オフィスはいくつかありますが、エディンバラから一番近いのがグラスゴーです。二日後の空きがあったので良かったですが、なければニューキャッスルやロンドンに飛ぶ予定でした。

 

オフィスでは身体検査をして、すぐ書類を渡して、審査を待って、写真を撮って指紋とって、そしたら結果を渡されてBRPカードの申請内容の確認して終わりです。全部で二時間くらいでした。

でも超大事な申請ですし、何か間違えたら会社もめっちゃお金かかってるので大変まずいので、いつもぎりぎりな私ですが今回はさすがに渋滞やバスの事故なども想定して申請時刻の2時間前にグラスゴーに到着し、30分前にはオフィスへ行きました。よく考えればそんな大事ならバスより列車だろって感じですが。イギリスのバスはよく止まるからね。まぁエディンバラとグラスゴーならせいぜい一時間でつくし、10分おきにバスが走ってるので大した問題はないと思いますが。

 

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 グラスゴーのちっこい地下鉄。皆屈んで入ってく感じ。
エディンバラには地下鉄はないからなぁ~。都会って感じです。

 

これは関係ない話ですけど、その後フィンランド人の女の子と仲良くなってブカナンストリートのグラスゴー最古のバーに行ってお茶しました。フィンランドは北ヨーロッパには含まれるがスカンジナビアではない、注意。そういうわけでグラスゴー観光もして無事良い日となりました。ちゃんちゃん。