今回ずっと行きたかったあの有名なフランスの修道院モンサンミッシェルまで、パリから直行バスを利用して日帰り旅行へ行ったので、チケットのとり方、着くまで、着いてからをご紹介します!

チケットの予約の仕方

モンサンミッシェルまでの、パリからのバスはGoEuroを利用して予約しました。GoEuroはヨーロッパ全域の交通手段を比較できるサイトで、いつもヨーロッパで旅行する時にはこのサイトを利用しています。

残念ながら日本語版はないので英語の苦手な方のために、検索の仕方をご紹介します。

①トップ画面の検索欄に出発地と目的地、日付を入力。

パリは英語で”Paris”、モンサンミッシェルは”Mont Saint-Michel”です。

往復でチケットを取る場合には左上、赤い印で示したところをRound trip(往復)に変更し、日付を行きと帰りの両方入力しましょう。

②電車・バスの価格を表示する

Search(検索)ボタンをクリックすると、その日付の料金表が出てきます。これは色んな会社の最安料金をまとめたものなので、その中から時間を価格を選びます。

モンサンミッシェルまでは、電車の方が速く、バスの方が安いです。デフォルトでは電車になっているので、上部中央のバスのマーク(アイコンが分かりづらいですが…)を押してバスの検索に切り替えます。

バスのマークがクリックできない場合は、その日付では路線がないのかもしれません、日付を変更してみてください。

だいたい二週間以上前の予約であれば€50以下で予約ができます。

いくつかの会社がパリからモンサンミッシェルまでの直行バスを運行していますが、ヨーロッパ長距離バス大手のFlixbusはパリ発はQuai de BercyとLa Défenseの二箇所から出ているようです。私はLa Défenseの方が泊まっている所から近かったので、そちらを選びました。パリも結構広いので、出発地点もきちんと選ばないと1時間ムダにバスに乗ることになったりします…、気をつけましょう。

その後は検索結果によって、チケットを販売している会社のサイトに飛びます。

ちなみにFlixbusはヨーロッパ旅行で私もよくお世話になっている大手格安長距離バス外車ですが、

Flixbusの特徴は

  • とにかく安い
  • 路線が超豊富
  • 車内にWifiがある
  • 車内にトイレがある(プラス長距離の場合サービスエリアでの休憩アリ)

でとても利用しやすいのでおすすめです。

Flixbusに乗る場合は、チケットは印刷あるいは携帯の画面で、運転手さんがスキャンしてくれます。あと身分証の提示を求められる場合があるのでパスポートなど、本人確認ができるものを忘れないようにしましょう。

 

バスでパリからモンサンミッシェルまで

それでは当日の様子です。

当日はLa Défenseのバスターミナルから出発です。駅の中では慣れていないとちょっとわかりにくにくいので、初めて行く場合には30分位前には着いておくと安心だと思います。掲示板に表示されているバスの停車位置が直前に変わったりしていたので、そこも注意しましょう。

バスはとても快適でした!

シートのリクライニング角度がとても大きくて、朝早かったのでバスの中ではぐっすりと眠りました。

バスの車内にはトイレがありますが、バスの中のトイレは汚くて嫌だという場合には、パリからモンサンミッシェルまでだと長距離なので、途中でサービスエリア休憩があると思います。

私の場合には行きも帰りもありました。

運転手さんが英語で「10min! No wait!」(10分、待たないからね!)と一言言って終わりです。フランスは色々適当な部分が多いので、遅れたらホントに待ってくれなさそうです。実際人数確認などもしていなかったので、トイレに行くならさっさと行って戻ってきたほうが良いでしょう。

なんだかんだ眠っていたので結構あっという間に着きました。

駐車場からは道も少ないので流れに乗っていけばOK。

無料のシャトルバス

バスの駐車場からモンサンミッシェルまでは、歩いて40分か、無料のシャトルバスで向かうことができます。

私の場合は日帰り旅行で現地でゆっくりする時間があまりなかったので、シャトルバスに乗ることにしました。この大きな黒い看板のところから出発します。予約なども必要なく、誰でも乗ることができるので心配せず列に並びましょう。

ちなみに、上の写真の左奥の黒い建物はインフォメーションセンターです。モンサンミッシェル周辺の情報などを知りたい場合はここへ向かいです。モンサンミッシェル内にもインフォメーションはあるのでどちらもOKです。でもこっちの方が広いので、シャトルバスが車での間など立ち寄っても良いかも。無料の綺麗なトイレもありました。モンサンミッシェル内のトイレは有料のところもあるので、ここで行っておくといいと思います。

こちらがシャトルバスです。時期や当日の天気によっては乗車する人が多くなるので、しっかり列に並んで乗りもれないようにしましょう。

バスはモンサンミッシェルへ続く橋の最後の方で止まります。

見えました! モンサンミッシェルです。

モンサンミッシェルのあるブルターニュ地方はイギリスにかなり近いところで、元々天気がとても悪いので、晴れのモンサンミッシェルが見られることはなかなかないみたいです。この日もずっと曇りで、帰る頃には大雨になってしまいました。

値段が高くなっても良くて、日付が選べるなら天気予報を見て数日前などにチケットを買って天気の良い日を狙っても良いかも知れません。

修道院周辺

入り口からはお店やレストランが並ぶ狭い通りが続き、そこを上まで上がると修道院です。

修道院前までは無料ですが、修道院には入場料が必要です。

でもモンサンミッシェルは周りに他に何もないので、せっかく来たらたぶん皆さん入場したいですよね。

オーディオガイドについて

私はチケットを買い、さらにオーディオガイドも借りました。モンサンミシェッルは日本人も多いので、きちんと日本語のオーディオガイドもありました。

このオーディオガイド、結構こぼれ話コーナーみたいなのも多くて盛りだくさんだったので、オススメです。

モンサンミッシェルの中は数時間もかからないくらいで回りきれます。オーディオガイドがなかったらあっというまに終わってしまうかも。

修道院を回った後はバスの時間まで下の通りで名物のクレープを食べました。この地方で有名なクレープだそうです。

帰りはまたシャトルバスに乗ってバスの駐車場まで戻り、そこからパリへ戻りました。

 

以上モンサンミッシェル行きのバスについてと当日の様子でした。