日本ではPASMOやSUICAなどのICカードが便利で、今や電車やバスに乗る時だけではなくて、コンビニや自動販売機など、いろいろなところで買い物をするのにもタッチするだけで支払いが済み、とても簡単です。

チャージするのが面倒な場合、クレジットカードに直結させれば自動でチャージもできますし…。そんな都会での生活に慣れた私には、もうタッチで買い物できないとイライラしてしまいます…。

そして、イギリスでの買い物はどうなのか。

欧米はカード社会だと言いますが、その通りで、ちょっとお菓子一つとか、100円くらいの買い物でもバンバンカードを使います。現金を一切持ち歩かない人も多いです。

クレジットカードやデビットカードなどを誰もが持っていて、現金が使えない自動販売機などもあるくらいです。

そして、そこで便利なのがコンタクトレスカード。

コンタクトレスとは、支払いの際に対応した端末にタッチするだけで、PIN番号やサインなどなしで支払いができるシステムです。

クレジットカードやデビットカードの端っこにこんなマークが入っていれば、コンタクトレス支払に対応したカードです。

最近はもう銀行で発行される時にデフォルトでこの機能がついていて、使いたくない場合には銀行に申請すれば、コンタクトレス機能なしのカードを発行してもらえます。

コンタクトレスカードは端末にタッチすれば支払いができる…日本のICカードをほぼ同じ感覚で使えます。

PINやサインなしで使えるので、上限が決まっており、一回の支払いで£30までです。それ以上の場合はPINの入力などが必要になります。

お店のカード読み取り機が、イギリスではレジの横にお客さんに見える形で固定されていて、お客さんが自分でカードを差して使うので、コンタクトレスの場合もピッとやるだけです。その端末の画面に上のカードと同じマークが表示されていればコンタクトレスで支払いができます。今はスーパーなども大抵どこでもコンタクトレス対応端末が置いてありますね。

近所のガソリンスタンドもコンタクトレス対応をPRしていました。お客さんが入る前からコンタクトレスで支払いする準備ができるようにでしょうか?お客さんが多く入るお店だと、コンタクトレスカードが使えれば回転率も違いますからね。

また、日本のICカードは交通機関から始まったので、もちろん電車やバスに乗れます。イギリスでは残念ながらクレジットカードでそのまま乗ることはできませんが、バスなどのカードはICカード定期があるので、カードが二枚にはなりますが、日本と同じようにカードタッチ生活は可能です。

たまに支払いがあまりにも簡単でビビりますが…。慣れるともうダメですね。迷わずコンタクトレスです。欲しい物を手に取って、セルフレジでさっさとスキャンし、コンタクトレスで一瞬で支払いを済ませる。この流れに慣れてしまうともうコンタクトレスなしでは買い物ができません!

日本のICとはチャージ式でない点が違いますが、買い物の感覚は一緒です。

以上、便利なイギリスのコンタクトレスカードについてでした。