ちょっとデリケートな話ですが…書かねばと思った、イギリスのというか外国のトイレ事情。

以前アルゼンチンにしばらくいたことがあったんですけど、その時辛かったのがトイレ。

とにかく詰まる。下水のパイプが細いのが原因らしい。

イギリスのトイレも詰まる。日本で詰まったことなんかないんだけど、ホントこっちでは何度も。

 

詰まる原因はまず紙の流し過ぎですが。

紙がそもそもいいの売ってない。

お恥ずかしい話なんですが、こっちで売ってるトイレットペーパーの紙質が固すぎて、痔になってしまったんですよ。それまでは学生二人暮らしだったので、一番安いペーパーを買ってたんですけど。仕事もずっと座りっぱなしだしホント一時期座ってるのも辛いくらい悲惨なことに…。血だらけですよ。

なので一番高いトイレットペーパーを買ってみたんです。Andrexっていう犬のマークのブランドの、紫のパッケージの一番高い一番柔らかそうなやつです。

いやこれでも日本の一番安いやつみたいな感じです。

日本のペーパーはふわっふわっなのに!

そしてこちらにはウォッシュレットというのがありません。

日本のウォッシュレットはすごいですよ。ホントトイレは日本が世界一。トイレ先進国。

ウォッシュレットがないので、紙を必然的に多く使うことになり、痔になるわ、トイレ詰まるわ。最悪です。

しかし痔がホントに深刻になってきて、もうお金のことは気にしてられません。病院行きは避けたい。イギリスで病院はタダだけど、金は失わなくても尊厳を失いたくない!

そこでこれを買いました。流せるウェットティッシュ。

犬用ティッシュでも赤ちゃん用おしりふきでもありません。

結構いい値段するんですけど、それに42枚入り。そんなんすぐなくなりそう。

でもともかくまず患部を癒さねば。とりあえずこれを職場にも持って行って、ポーチにこっそり入れて、その点女性で良かった。ポーチ持ってても誰も何も思いませんからね。

しかしこのブランド、何故犬の写真を使うことにしたのか。一瞬ペット用品か?って思います。

ともかく、これのおかげで私の傷は少し癒えました。

これはちゃんと流せるやつです。トイレは流せない紙を流すと詰まるので気を付けてくださいね! 赤ちゃんのおしりふきとかは流せません。

 

あとトイレを出た後手を洗う時。

イギリスで謎すぎるのがお湯と水が分かれた蛇口です。

こんな感じで、何故かお湯と水の蛇口がそれぞれに分かれていて、左からは熱湯、右からは冷水が出ます。どっちも地獄やん。

ようは水を溜めて使えっていうまさに洗面器文字通りの使い方になるんですが、そんな人いないでしょ手を洗うのに。

自分の家のは一緒になってるやつで、ハンドルのひねり具合で温度調節ができるんですが、まだ家の方が溜めて顔洗ったりするチャンスがありますが、公共のトイレでこれはないだろ。

イギリス人も理解できない。この役立たずな蛇口。手洗うだけにお湯を使うなってことでしょうか。しかもよく熱湯注意のサインまで貼ってある。

 

そんな不満だらけのイギリスのトイレですが、唯一日本よりいいなと思うのは、必ず掃除用のブラシが置いてあること。やっぱ自分が使って汚れたらそのまま出てくのは気分悪いですから…。まぁ見た目にはない方がいいですけど。

しかし日本のトイレはやっぱり高性能だなーって思います。

前にTOTOのドキュメンタリー見ましたけど、やっぱりものすごい研究してましたもん。こっちのは、流れりゃいいでしょって作ってんだろって思っちゃいますね。実際流れてすらないし!

ホントトイレでトラブルは超恥ずかしいですからね、文明社会に生きる人間としてはトイレのストレスは極力抑えていきたい。

もしこっちで家建てるなら日本のトイレ輸入しますわ。

あとこっちのトイレって基本ユニットバスなんですよね。住宅の歴史的に水回りはまとめるしかなかっていう。

たまに分かれてるのがありますけど、見つかればラッキーレベル。

でもうちは分かれてます。

ただ分かれててかつバスタブがあるっていうのがない。シャワーだけっていう物件も多いので、お湯にゆっくり浸かりたい、さらにトイレとは別になってて独立した空間で疲れを癒したいという日本人なら普通の願いがイギリスではなかなか叶いません…。

これも家もしたてたら絶対日本式にしたい…!!

もちろん違う国だからこそ色々事情が違うんですけど。

お風呂とトイレは日本の誇りですわ。帰国したら実家のお風呂めっちゃ入る!