こんにちは、イギリスで暮らして11年目になりました。

イギリスへ越してきた時は学生でとにかくお金がなくて、毎日節約節約でした。

社会人になった今でもその習慣が身についていて、結構貯金はできている方だと思います。

なのでこれからイギリス生活を始める学生さんや、お金を貯めたい方向けに、私がやっている節約術や、イギリスで安く生活するためのアドバイスを書いていきます。

生活基礎出費編

まずは毎月出費しなければいけない基本的な出費の部分です。ここはゼロにはできないが、毎月のことなのでできるだけ安く済ませたいですよね。

 

家賃

やはり出費の中で大きのが家賃です。家賃は時に女性は治安などを犠牲にするわけにはいかないでしょう。

イギリスは家不足で皆安い家をお得に借りたいと思っていて、それを付け狙った詐欺も沢山あるので注意しなければなりません。

相場より明らかに安い家の広告には要注意です、でもその中でも本当に相場より安く家を借りる方法もあります。

 

ミッドマーケット

これは自治体がやっている低中所得者向けの公営住宅のようなものです。

相場の80%くらいの値段で家を借りることができるので見つかればとてもラッキーです。

しかもミッドマーケットは割と誰でも借りれるので速いもの勝ちで、移民に不利な大家さんからのテナント選定がありません。

収入制限などはありますがそれをパスすれば借りられるので見つかりさえすればラッキーです。

ただミッドマーケット物件はミッドマーケットですと広告に明記されているわけでもないので探すのが難しいです。

私の知り合いは友達が住んでいたミッドマーケット物件を出ていく時に入れ替わりで入居したいと申し出て借りることができました。

とても綺麗で広いフラットを安く借りられてすごくラッキーだと思います。

ミッドマーケットの見つけ方のコツなどは以前記事にしたのでこちらをご覧ください。

スコットランドの中間層支援物件Mid market(ミッドマーケット)とは何か。

 

 

大家さんから直接借りる

イギリスでは不動産を不動産管理会社を通さず大家さんが直接管理し貸し出している場合があります。こういう大家さんをPrivate Landlord(プライベートランドロード)と呼びます。

不動産管理会社を通すと家賃の10-15%とかを会社に払わないといけないので、大抵は大家さんはその分を家賃に上乗せします。

しかしプライベートランドロードならその手数料がないので、良心的な大家さんなら相場よりその分安く家を貸し出しています。

エージェントに頼むと手続きが面倒だったり、エージェントが管理するので実際の借り手が誰か分かりづらい、物件の状態を確認しづらい、という状態になるのが嫌で自分で管理している大家さんも多いです。

私は今まで借りた家は全部プライベートランドロードでした。プライベートランドロードは私の住んでいるエリアだと全体の3割くらいの印象です。

プライベートランドロードの利点は家賃だけではありません。

まず移民の私達はエージェントから家を借りるのは大変です。なぜなら沢山の人がその家を借りたいと応募してきて、そのうち誰に貸すのか、大家さんはエージェントから渡された名前と職業や収入のリストなどを見て選ぶので、そうなるとやっぱりイギリス人ぽい人とか、収入の多い人が有利になります。そのため日本人学生はチャンスが少ないです。

その点プライベードランドロードなら見学の時に普通大家さんに会えるので、日本人だと言うと綺麗好きで問題を起こさないというイメージを持っている人も多いし、学生でも貸してくれる人もいます。

プライベートランドロードは人柄を重視する場合が多いので、物件見学の際はスマートカジュアルな服装など、印象をよくして行きましょう。

またプライベートランドロードは家をきちんと管理したいと思っている人も多いので、時々理由をつけて家を見に来るかもしれません。

私が借りた家はたいてい何かを直すだの交換するだの言って数ヶ月に一度は見に来ていました。

これが鬱陶しいと思う場合もあるかもしれませんが、その時に例えばここが壊れてて困ってるとか、これがどうしても使いづらいから買い替えてくれないかとか交渉することができます。

エージェントに任せている大家さんの場合はなるべく何もせず賃貸収入を得たいと考えている人も多いので、借りてから一切大家さんと会うことがなかったり、何かが壊れていても全然直してくれなかったりする場合もあります。

なので私はプライベートランドロードを好んで借りていました。

中にはすごく仲良くなって引っ越した今でも友達として会うような大家さんもいます。

ただプライベートランドロードの場合間に入ってくれる会社がないので大家さんとのトラブルも全て自分で解決しないといけません。

プライベートランドロードは法律で大家業登録をしないといけないことになっているので、その登録番号が広告に載っている物件を狙いましょう。

詐欺も多いので、明らかに相場より安すぎる物件は避け、借りる場合は必ず見学をしてから。家を見学する前にはどんな理由を言われてもお金を送金してはいけません。

今は海外にいるので会えないけどあなたに決めるから敷金を払って欲しい、真剣に借りようと思う人だけ見学してほしいから敷金を一部払って欲しい等…。こういうのは詐欺です。

契約書も必ず作ってもらいましょう。お互いを守るためです。その辺が適当な大家さんは怪しいです。いくらお得でもリスクを取るのはやめましょう。

 

 

通信費

スマホのSIM

次に節約したいのが通信費です。今はスマホなしでは生活できない社会ですし、良い契約をして便利かつ安く済ませたいですね。

私がスマホのSIM契約しているのがEEという会社です。EEはイギリスの大手通信会社なので安心して契約できます。店舗も多いので契約も簡単です。

他の会社でもいいのですが、ここで一番安いプランを選択します。もちろん節約したいので一番安くて当たり前かもしれませんが、イギリスでポイントになるのがブースト制度です。

これはたいていどこの会社でもやっていて、一定期間使うとプランのデータ通信量や無料通話時間が増えていきます。

契約をやめればこの増えたブースト分は消えてしまうので、そうならないよう、他の会社に移行したりしないでくれというサービスです。

私が契約しているプランだと3ヶ月ごとにデータか、通話か、テキストどれを増やすのか選べます。

なので最初は少し足りないかな?と思うような超格安プランでもいいのでとにかく始めて、数ヶ月・数年すると十分な容量になっていきます。

なのでブーストがあるプランか、その内容はどうなのかを契約時に確認すると良いでしょう。

 

家のインターネット

新しく家を借りる場合、インターネットが家に込みの場合以外は借りる側が自分で契約します。

その場合契約できるプロバイダが沢山あるのでイギリスに来たばかりの人にとっては選ぶのが難しいですね。

価格比較サイトなどを使うと安いプランが分かりますが、そういうのが面倒な人のため私の使っているプロバイダを紹介します。

私が使っているのはNow TVという会社です。元々はテレビ通信のプロバイダのようですが、今はネットも始めたみたいです。

ネット回線は大手Skyの回線を借りて運用しています。なので通信安定性は高いです。

イギリスで一番評判がいいネットプロバイダはVirginですが、その分料金も高いです。

でもNow TVも知名度は低いですが問題が起きた時にカスタマーサービスにつながらないということもないし、一度ハードウェアの故障で通信できなくなった時もすぐにエンジニアを送ってくれて直してくれました。それ以来滅多に通信障害もありません。なので私は満足しています。

私は私が契約した時点でこの会社が一番安かったのでここにしました。比較サービスで確認して、Now TVが今も安ければおすすめです!

さらにイギリスでは普通インターネットは1−2年契約で、最初だけ安くてその後は値上がりしたります。

でもその度にプロバイダーに電話やチャットで値段を交渉すると大抵下がります。

下げてくれないならやめるとまで言えば大抵下げてくれます。

私もこないだ更新時に交渉したら最初より安くなりました。

これはインターネット以外の色んな契約系のものでも起こります。

すごーーく面倒なのですが、月額料金を払う場合一回の交渉で総額に差が出るのでできれば交渉しましょう。

 

買い物編

安いスーパーを使う

特にお金を切り詰めて生活している場合は日々の食費も最低限にしたいですよね。

その場合はイギリスの激安スーパーが便利です。

Lidl、Aldiは両方ドイツ系のスーパーで、激安スーパーとして知られています。

商品が段ボール箱に入ったまま並べられていてそこに値札がついていたり…。

有名ブランドのパクリ商品みたいなのもいっぱいあります笑

イギリスに遊びに来た母は別に高級スーパーと大して違いも分からないと言っていたので、

安さを売りにしているからって質が劣るとは限らないのかもしれません…。

近くにあれば日常的に節約できるので便利ですね。

ただしイギリスではスーパーのランク?によって治安も判別できるという考えもあるので、

LidlやAldiがあるところは治安もしっかりチェックしてから引っ越しましょう。

 

チャリティーショップ

家具や服を安く手に入れるならまずはここです。

チャリティーショップは寄付されたものや、廃品回収で手に入ったものなどを売っているお店です。

Heart foundationとか、Cancer researchとか、Salvation Armyとかがそうです。

とにかく激安で中古の品が手に入ります。

絵とか、花瓶とか、ソファ、ジャケット、鞄、本、食器など色々なものが売られていて、

状態も様々です。お店によってはいいものを価格帯高めで売っていたり、

逆にガラクタが山積みになっているようなお店で、好きな値段で買っていいよみたいなお店まであります。

掘り出し物が見つかることもよくあります。

前にニュースでチャリティーショップで£5で買ったドアストッパーが本当は何億の価値があるものだった!みたいなの読んだことがあります。

配送もしてくれるお店も多いので中古に抵抗がない人はぜひ。

 

Gumtree、Facebook market place、Vinted

チャリティーショップは物理的なお店ですが、この3つはオンラインサイトです。

Gumtreeは中古で何でも売買できるサイトで、基本は対面、現金での販売です。

車や家、さらにサービスの販売もあります。

家具や小物も多いですが、詐欺とかもあるので、絶対におんらいんで送金などはせず、対面で、物を確認してから支払いましょう。

Facebook market placeも似たようなサイトですが、Facebookのプロフィールと紐づいているため、もう少し信頼性があると思います。ただしその分こちらの個人情報が知られるリスクもあるので注意しましょう。

Vintedはその点で匿名での売買ができるので安心です。売る時は配送の手間がありますが、

なるべく手間がかからないようVintedも色々工夫していて、ロッカーにラベルなしで包装して入れるだけとか、取りに来てくれるとか、色々あります。送料は買う方が負担です。

Vintedは服が中心のサイトですが、販売料金が他の二つのサイトよりも低いため、買う方としても重宝します。

売る時も匿名で売れるので安心だし、子供服とか安くても捨てるよりマシと思ってよく売ってます。

 

Too good to go

イギリスの外食はとても高いので、自炊すると安く済みますが、毎日というのは辛い。

たまには料理しないでお腹を満たしたい、そんな時に妥協点としていいのがToo good to go。

「捨てるにはもったいない」という意味ですが、

カフェやレストランでその日売れ残った商品を閉店間際に格安で買いに行けるというサービスです。

お店によっては取りに行ける時間が15分しかなかったり、もらえる商品はランダムなので欲しいものが買えなかったり不便な点もありますが、

めちゃくちゃ安く買えるし、高くて普段なら買わないようなお店の食べ物をトライできたり、

あとはランダムで何がもらえるのかというワクワクもあります。

あと私は産休中はよく散歩ルートを決めるため、いつも行かないエリアのToo good to goを試してみたりしていました。

五つ星ホテルの朝食バイキングの残りとかもよくあるので、普段入ったことのないホテルに入れたりそういう楽しみもあります。

その上フードロス削減にも貢献できます。

私が特に気に入ってよく買いに行くのはPretです。Pretはサンドイッチも高いし、サラダも£10とかしたりしますが、それが5個入り£5、つまり一個£1で買えます。ありえないくらい安いです。

しかも毎回結構バラエティいいです。なので超人気で、どの店舗も出たら即完売です。

アプリで事前に予約して買いに行く仕組みなのですが、前日の予約枠が出現するのを待っている人も多いみたいで、Pretのような人気なお店の枠は本当にすぐ無くなります。

多分£10にしても売れるのにすごいなー。

スーパーとか花屋とか、結構色んなお店がやってるので近所とかぜひアプリでチェックしてみてください。

始める方はぜひこちらの紹介リンクでアプリをダウンロードしてください!

 

キャッシュバック編

TopCashback

これは前に住んでた大家さんに教えてもらって私も10年以上使っているのですが、

オンラインで何か買う時にその一部がキャッシュバックされるサービスです。

大手キャッシュバックサイトでかなりのサイトで使えるので便利ですが、

特におすすめなのがインターネット契約などの際で、£100キャッシュバックキャンペーンとかやっています。

あとはオンラインスーパーを利用する人は、毎回キャッシュバックを申し込めば、宅配料をチャラで利用できるような感じになったりするので、その時によってキャッシュバックの%も変わるのですが、私はいつも使うようにしています。

私はGoogle Chromeの拡張機能を入れていて、キャッシュバックできるサイトだとアイコンが点滅して教えてくれたり、検索画面でアイコンが表示されるので便利です。

同じ値段で売ってるサイトだったらTopCashbackが使える方を使うので、マーケティングとして成功してますよね。

もし登録される方がいたら、こちらの紹介リンクを使っていただけると嬉しいです!

 

銀行のキャッシュバック

Topcashback以外にも私が使っているBank of Scotlandもキャッシュバックサービスをしています。

公式アプリの中にキャッシュバックの項目があり、

その中から普段使うお店のキャッシュバックをオンにすると買い物をした時に自動的にキャッシュバックされます。

簡単なので特に大きい買い物をする時などチェックする価値ありです。

スーパーとかもあるので、最近は物価高で日頃の食料品を買い物でも結構高くなってしまって大変なのでできるところでどんどん節約していきたいです。

 

手当編

子供手当の申請

永住権を持っている場合や、配偶者がイギリス人の場合には子供手当の申請を忘れずに。

月に£100くらいもらえて、年々増額もされているので、18歳まで貰い続けたらかなりの額になります。

申請は一度だけで済みますし、申請作業も10分くらいなので、出産したら即申請しましょう。

三ヶ月分までは遡ってもらえるので、すぐが無理でもできるだけ早く、忘れる前に申請をお勧めします。

実は私は産後忙しすぎてすっかり忘れていて、数ヶ月分もらえませんでした。後悔しています!

また、ナーサリーやチャイルドマインダーに子供を預けている場合で、両親ともに働いているなら、

Tax free childcareという減税制度が使えます。

こちらは3ヶ月に一度の再申告が必要でちょっと面倒なのですが、でも月£160くらい減額されるし、

イギリスのナーサリー費用は本当にありえない金額なので、本当に働いている意味があるのか、日々疑問に思いますが、

子供手当と減税手当を足して週1日分くらいにはなるでしょうか。

さらにFounded hoursというのもあって、スコットランドでは3歳から週30時間(学期制ではなく年間を通して通わせる場合週22時間)無料になります。うちは22時間なので週の半分くらいです。

イングランドでは最近生後3歳からが9ヶ月からに早まりましたよね。とても羨ましいです。スコットランドは相変わらず3歳から、しかも3歳になった次の学期の始まりからなので誕生日によっては何ヶ月分も損します。

うちの長男ももうすぐ3歳なので本当にFounded hours手当が出るのが待ち遠しいです…。我が家は現在子供二人を赤字状態でナーサリーに通わせているので。

ナーサリーについてはまた詳しく書こうと思いますが、ここが一番の出費なので、このような手当は漏れなく申請しましょう。

 

投資編

Stock ISA

 

出費を減らすより収入を増やすのが一番の節約という考え方もあるので、

転職して収入を増やすというのが最高ですが、それはちょっと今回の記事には書ききれないのでまた転職については書くとして、

最近日本でもNISAが話題ですが、イギリスにはISAがあります。

そもそもNISAというのが日本版ISAということなので、元々はイギリスの制度です。

日本でNISAをやっている人よりもイギリスでISAをやっている人が多くて(2026年2月現在の話ですが)

私も少しだけやっています!

イギリスのISAは年間£20,000まで非課税です。

制度としても似ているので、例えば日本でオルカン(全世界株)積立とかやってる人は、イギリスでもStock ISAアカウントを作って、Vanguard all world ETFなど似たような積立をしてみるといいと思います。

私が使っているのはTrading212というアプリで、手数料が無料なので使っています。

 

手数料が無料のアカウント(Stock ISA)だと買えないものも多いのですが、私は今のところそれで満足しています。

投資の話も書き出し出したらとても長くなってしまうので、今回はNISAをやっているような人がイギリスでも始めたい場合を想定し、私が使っているサービスの紹介に留めます。

始める方はこちらの紹介リンクを使っていただけると嬉しいです。

(これはファイナンスアドバイスではありません。投資は自己責任で)

 

家を買う

これは流石に節約というスケールじゃないかもしれませんが、

イギリスに数年以上住む予定があり、安定した収入があり、頭金が用意できるなら、

イギリスで家を買うことは大変な節約になります。

記事の冒頭で家賃を節約の話も書きましたが、不動産購入には敵いません。

私は家の購入について今まで何度か記事を書きましたが、

イギリスでは中古の家が人気があり、築年数が大きいほど価値が上がるため、

通常は買って数年以上経って売れば元の値段より高く売れます。

そのため、賃貸で暮らすより圧倒的に資産が増えることになります。

たとえ金利が歴史的に高いような状態でも、賃料よりも利子が安ければ買った方が得です。

というか、利子が上がれば大家は普通それを賃料に上乗せするので、家を買うのが借りるより高くなることは滅多にありません。

よほど何か大きな問題が起きて家の価値が大暴落したみたいなことがない限り、普通は毎年数%ずつ上がっていくので、

イギリスおよびヨーロッパ全域で不動産購入は株に並ぶ重要な投資方法と認識されています。

買って翌年に売ってしまうとかすると価値の上昇分よりも売買の手数料が高くなってしまうかもしれませんが、

例えば3−5年は住めそうなら買う方がお得です。

もちろん家を買うというのは大きなリスクも沢山あるので誰もができることではないと思いますが、

もし日本と同じ感覚で社会人になっても何年も賃貸暮らしをしているとイギリスでは大損です。

イギリスで就職し、これから当分はイギリスに住むつもりの人であれば、

不動産について勉強し、賃貸暮らしをやめること、これをプロパティーラダー(不動産はしご)に登ると言いますが、

それが大きな節約になることは間違い無いでしょう。

ぜひ不動産関連の記事も今までに書いているので読んでみてください。

 

以上イギリスで暮らす私が紹介する、節約術でした。

スーパー選びなどの日常的な節約から、不動産購入という極端な話までカバーしましたがいかがだったでしょうか。

他にもいい節約方法があればぜひコメントしてください。