イギリスに旅行や留学で来るなら、やっぱり楽しみたいのがパブ文化。
でもイギリスのパブってどんな感じなのか、どうやって注文するのかとか不安ですね。
そこでパブでよく聞く英語や用語をご紹介します!
1、Pint(パイント)・Half Pint(ハーフパイント)
まずイギリスのパブで使うお酒の量の単位から。
Pint
イギリスではこのパイントというのがお酒一杯の基準になっています。
何も指定しないでビールなんかを頼むと普通この1パイント分が出てきます。
パイントは国によって量が違うようですが、イギリスでは1パイント=568.261ミリリットル。
これが…でかい!
日本でいういわゆるジョッキ一杯やペットボトル一本より多いです、それって結構な量ですよね。
これがパイントです。量が伝わりますでしょうか??
でもこれが標準なので初めてだとびっくりします。正直私はこのサイズを飲み切れたことはありません。
Half Pint
そんな時はこの言葉を覚えておけば大丈夫。
メニューに値段が書いてなくても、普通はどのパブでもハーフパイント、要するにハーフサイズを頼むことができます。
私はいつもこのハーフパイントを頼みます。
ハーフパイントなら飲み切れないということもないし、沢山飲む人でも種類を変えたりできますね。
しかも割高とかそういうこともなく、通常は値段もサイズも半分なので安心です。
2、Cider(サイダー)
私がイギリスでパブに行くなら絶対おすすめなのがこれ!
日本人が初めてパブに来るとちょっと混乱するのがこのサイダー。
サイダーとはイギリスでは林檎の発泡酒のことで、日本人の想像するサイダー、いわゆる甘い炭酸水とは違います。
お酒なので注意しましょう。
このサイダーがイギリスではとても人気があり、どのパブでもビールとサイダーは種類豊富に置いてあります。
サイダーで有名なブランドは色々ありますが、私が一番有名かなと思うのはMagners(マグナーズ)です。これはだいたいどこでもドラフト(生、レバーを引いて入れてくれるやつ)で見かけます。
フレーバーサイダー
それから、サイダーは基本は林檎酒ですが、それにフレーバーを付けたものもよく飲まれています。
ベリー系の味のサイダーの代表といえば、Strong bow(ストロング・ボウ)というその名の通り弓を引いた人の形のロゴの、ベリー味のサイダーです。
それからベリーに限らず様々なフレーバーサイダーを出していて人気なのがKopparberg(コッパーバーグ)で、これは元々スウェーデンのブランドですが、イギリスで大成功しているサイダーメーカーです。
Kopparbergは基本ドラフトではなく瓶に入った状態でパブでも売られています。ちなみに一番人気はストロベリー&ライム。それからペアー(洋梨)味も人気です。私の個人的なお気に入りは、レアなんですけどエルダーフラワー&ライムです。これは滅多に置いてありませんがフレーバーサイダーを極めたい方は是非探してみて下さい。
Kopparbergの左がストロベリー&ライム、右がエルダーフラワー&ライム
サイダー以外でも、イギリスではビールが日本よりもマイルドなエールやIPAなどが人気があり、日本のビールが苦手な人でも飲みやすいお酒が沢山あります。
イギリスってホントに若い人も飲みやすいマイルドだったり、甘かったりするお酒が沢山安くパブで売られているんですよね。
3、注文の仕方
それでは最後にパブに行ったらどうやって注文するのかを紹介します。
レストランと違ってパブでは通常机に注文を取りくる人はいません。
なので自分でカウンターに行ってその場で注文してお金もそこで支払います。
順番などもないので、とにかくカウンターに行って、バーテンダーにアイコンタクトをし、注文したいアピールをします。
これが人が多いと結構大変で、ずっと気づいてもらえなくて待たされることもあります。そういう時はずっと待ってるから次は私ね!ってはっきり言いましょう。
料理が頼めるような場所でも、パブのような雰囲気であればカウンターで頼むのが普通です。その場合テーブル番号を聞かれるか、小さなパブなら場所を指さして終わりです。
それでもちゃんと運ばれてくるので不思議です。
料理があるならテーブルもあると思いますが、結構椅子はあまりなくて立ち飲みだったりもよくするので、雰囲気では日本より落ち着いた感じはないかもしれませんが、それでもパブで時間を過ごすのはとても楽しいです!
こんなおしゃれなパブもあります。The Caley Picture House.
日本のような丁寧な接客とかは皆無なので、英語が得意でないと結構敷居は高いかもしれませんが、まぁ”Half pint cider please”が言えればこの記事で書いてあることはだいたい楽しめます! イギリスに来たらパブ通いを楽しんでください!
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