せっかく留学なんかしたら、アルバイトも認められているわけですし、
ちょっと外国で働いてみたい、って思ったりしますよね。

イギリスで仕事をするのに必要なNational Insurance Number.
社会保障番号?

今日はこれについて説明します。
National Insurance Numberは、これを通して所得税の支払いとかをします。
今回エディンバラでバイトを始めるにあたりナショナルインシュランスナンバーを取ったのでその経緯を書いていきます。
まぁだいたい仕事でも探すか~ってなったらその時に取るんですが、別に最初から取っておいてもいいし、仕事が見つかってから取ってもOKです。
大学の求人情報ページにもナショナルインシュランスナンバーの手続きするようにって書いてありました。

仕事を初めて数か月まではナショナルインシュランスナンバーがなくても働けます。仕事先にまだ手続き中ですって言えばOK。
手続きには(イギリスらしく)時間がかかるのでその間働けないと困る人もいるしね。

でこのナショナルインシュランスナンバーですが、番号の取り方は二通りあります。

ナショナルインシュランスナンバー取得方法ふたつ。

①電話で申し込んで、郵送で登録フォームを送ってもらって、送り返す。
②インタビューを申し込んで、その場でフォームを全部書く。

私は最初①で申し込んだのですが… 電話でスコットランド訛りに苦戦しつつなんとか申請して、それなのになかなかうちにフォームが届かず。一か月たっても届かないので、エディンバラSt.Andrewsスクウェアの近くのジョブセンターに聞きに行きました。
そしたらそこで電話の時に言った住所が違ってたみたいで…。うーん、私が間違ったのか、お姉さんがちゃんと聞き取ってくれなかったのか!
なので、説明したら、代わりにインタビューで申し込めるようにしてくれました。その場ですぐアポイントメントを取りましたが、そこからインタビューまでさらに二週間待つこととなり…。結局取得まで二か月くらいかかりました。もう仕事も始まっちゃったのに!

インタビューで分かったことは…
Teir4で滞在している人は、授業がある間は週20時間しか働けないけどそれ以外の夏休みやコース終了からビザの期限切れまではそれ以上働いてもOK。
あとSubContractorっていうフリーランサーみたいな仕事はしちゃだめ、だそうです。確定申告みたいに自分で税金払うっていうのがTier4(学生ビザ)だとできないから。
お金を節約するためパートタイムで雇ってない会社が結構あるから、きちんと説明してパートタイムで雇ってもらって下さい。
もうとにかく電話がめんどくさいイギリス。なかなかかからないし、すぐたらいまわしにされる。ホント直接行くのが一番簡単です。でもなかなかいつでもいけるって人ばかりじゃないしね。

あとは会社に番号が家に届いたらそれを伝えればお給料からNINの分がひかれる…。所得税はまた別で、月々のお給料で推定年収分の税金が引かれるみたいで、稼いだ額によるって感じです。今はまだ所得税ボーダーの下なので払ってません。

ちなみに所得税については所得税の割合について別の記事で詳しく書きました。

ナショナルインシュランスっていうのはそもそも、
失業保険や、産休・育休とかそういう社会保障のためのお金です。
イギリスは社会保障が手厚い国として有名なので、やっぱりイギリスで稼ぐ以上きちんとそれを払って、もしもの時はその恩恵にあずかりたいものです。
学生ビザでそこまで必要になることがあるのかって話ですけど…。まあ仕方ない。

ちなみに最近始めたバイトっていうのは、近所のIT会社でエンジニアの仕事してます。たまーに臨時でデザインの仕事もさせてもらってる…。就活中の間ですが。けどヨーロッパはとにかく実力重視なのでバイトでもなんでもやってみないとちゃんとした仕事はなかなかみつかりません…。
なので好き嫌いせずに、とにかく人生経験と思ってやってみることですね。