2017年3月からイギリスの1ポンド硬貨が変わりました。

日本でも紙幣が変わったり、高額な500円硬貨変わったりしましたしね。やっぱり高額な硬貨や紙幣は偽装問題なんかがあるみたいです。

それで1ポンドコインもシックでシンプルなデザインでかっこよかったのに変わっちゃったみたいです。

それにしても日本の硬貨にくらべてイギリスの硬貨はずしっとしてます特に1ポンド。旧1ポンドも新1ポンドもかなり厚くて、財布に何個もあると結構な重さになります。

その重さに慣れていると日本の硬貨がお金っぽく感じなくなるかも…。

で、これが今回変更されたそのコインです。

ちなみにイギリス政府はこんな”新しいポンドコイン”っていうURLまであるサイトを立ち上げています。ここに新しい硬貨の特徴や、古い硬貨がどうなるのか、など詳しく載っています。

https://www.thenewpoundcoin.com/

サイトの内容をまとめると、

・世界一安全なコイン

・12角形

・二種類の金属を使用

・ホログラムで傾けると£マークと1が見える

・マイクロ文字印刷

・ギザギザの側面

・隠されたセキュリティ性能

 

だそうです。隠されたってなんだ…?内部にチップでも入ってるんでしょか…??

ホログラムっていうのは新硬貨の女王陛下顔の下にあるギザギザのとこですね。そこが角度によって£マークと1という数字が見えるようになってるみたいです。

 

あと厚みは若干薄く、重さは若干軽くなったそうです。

2.8mm、8.75g

って書いてあります。

2016年10月から一年かけて準備されたらしいですこの硬貨。最近の技術が詰まったすごいコインってこと。

こんな新しい1ポンドコインのプロモーション動画まで用意されています。すごい気合の入れようだイギリス政府。

34年ぶりの硬貨一新だそうですが、女王陛下の顔もちゃんと今のお顔に合わせられています。

オーストラリアとかイギリス人が移民した国も女王陛下を紙幣や硬貨に使っていますが、そっちも変える機会があれば変えるんでしょうか…??

女王陛下はこの4月に91歳になられたので、34年前というと57歳の頃ですか。

人の顔を硬貨にするっていうのも大変ですね。というか自分の顔が硬貨になったりするのはどんな気分なんでしょうか?

女王陛下はその辺で自分で買い物なんてしないでしょうが、でも自分の顔のうつったコインがそこらじゅうにあるわけですよね…。

 

ちなみに新しい硬貨は12角形で金と銀の二色で、なんとも変な感じです。若干軽くなったような気がしますが。ちょこっとなので手で持った感じあんまり分からない…。

あと古い方の硬貨は今年2017年の10月15日まででもう使えなくなるらしいです! 結構早くてびっくりです。だからこんなサイト作ったり動画作ったりしてアピールしてるんですね。日本の500円硬貨が変わった時は自動販売機などしばらく使えましたよね?今じゃ機械はもう対応してないでしょうが…。でも価値はちゃんとあって、結構古い紙幣とかでも使えるっていいますしね。イギリスでは古い方のコインは完全に使えなくなって、お店などでは拒否されますって公式サイトに書いてあります。ただ銀行では交換できるそうなので、それまでに変えなきゃお金を失うってわけじゃないみたいです。

変わるといえば、エディンバラではバスでおつりがでなくて、バスの運賃が片道£1.60なので、それ用に結構バス貯金してる人がいて、私もその一人なのですが、使い切るか交換してもらわないといけません…。まぁでも最近はセルフレジとかも多いですし、ちょっとした買い物で使っちゃえばね。

 

ともかくテレビも持ってないし、あまりそういう話も聞かないうちに意外と地味に変わったので突然びっくりしました。イギリスって色んな国が周りにあって、結構何かでポンドじゃないお金を目にすることも多いので、知らなかったらポンドだと思わないと思います。というかユーロなんかこの新1ポンド硬貨みたいな金・銀の二色だし、形も12角形とはいえ丸っぽいし、ちょっと紛らわしいですね。

でも新しい硬貨とかに変わる時っていつでも嫌な感じがするんですよね。前の方が良かったのに、って。

でもそれってやっぱりお金という価値に結びついての感覚だと思うので、すぐに慣れることでしょう。